2026年4月インバウンド分析
- 2 日前
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こんにちは、カラスヤゲストハウスの野村です。
2026年4月のインバウンドに関する数字が出ました。少し衝撃的でしたので、以下、まとめます。
全体としては訪日外客数369.2万人(前年同月比-5.5%)と、前年比より微減。国別で構造が変化し始めており、中身を見ると、韓国・台湾は大きく伸び、中国は大幅減となっています。
一方でカラスヤの4月の様子としては、国籍別にみると日本が過半を占めつつ、台湾・韓国といった近隣アジアに加え、フランス、UK、オランダ、スイス、イタリアなど欧州のゲストがいらっしゃいました。特にフランスは多く来ており、体感としても存在感が強い月でした。

ここで面白いのが、全体では欧州は前年割れだった点です。イースターの影響で3月と4月に需要が分散したため数字上が落ちたと分析されています。その中でカラスヤは欧州のゲストに選んでいただいているのは、ホテルよりも日程の自由度が高いバックパッカー層と相性が良く、分散した需要を受け止めやすい構造になっているからだと考えております。
韓国・台湾の伸びはカラスヤでもそのまま再現されています。また、中国の大幅減については、もともと依存していなかったため直接的な影響はほぼありません。ただしホテル価格の下落などを通じて、間接的には競争環境が厳しくなるという形で効いてきます。

こうして並べると、4月のインバウンドはどこか一つの市場に寄せると簡単に崩れる構造のように見えます。
そのため当宿としては、国籍ではなく旅のスタイルで選ばれる宿であることに、より意識的でありたいと考えています。実際に来ているのは、欧州バックパッカーのように滞在そのものを楽しみ、他のゲストとの交流も含めて価値を感じる層です。
だからこそ、「誰に来てほしいのか」を曖昧にせず、その人たちにとって価値のある時間をどう設計するかに、より注力していきます。
「どこから来たか」よりも「どう旅するか」。この軸で選ばれる宿であり続けられるか。引き続き、現場と数字の両方を見ながら向き合っていきます。





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